
社会福祉法人秋田聖友会
横手マリア園

心を育む教育・保育
横手マリア園は、キリスト教精神に基づき、幼児教育・保育に携わってきました。今も、その精神の元に、子ども達ひとり一人を尊重し、健康で豊かな心、たくましく心を持つ子どもに育つように教育・保育を目指しています。具体的に言うと、当園では「感謝の心を持つ子ども」「きれいな心を持つ子ども」「生きる力を持つ子ども」の教育・保育に力を入れています。更に、子どもたちには大きく心を開いて、外に飛び出していく力を養う方針です。これらの目標達成のため、子ども達の園生活の中「お祈りで始まり、お祈りで終わる」神を敬う心、「ありがとう」という感謝の心、「ごめんなさい」という謝る心を育て、基本的な社会性を身につけるように努力しています。それに、培われた伝統を大切にしながら、新しい時代 のニーズに応えるために、情操教育にこれまで以上に力を入れて行こうという考えています。
教育・保育環境を整えて、温かい心の先生方と共にご入園をお待ちしております。

元気で明るい子ども
喜んで体を動かし、元気に遊べる
子ども

友達を思いやる温かい心の子ども
友達や異年齢児と仲良く遊び、助け合える子ども

考えてやり抜こうとする強い心の子ども
物事に対して良いこと、悪いことに気づき正しく判断できる子ども

神様の恵みに感謝の
気持ちを持てる子ども

横手マリア園の教育・保育の 中、次のことを大切にしている
感謝する気持ちを持ち「ありがとう」が素直に言える子ども
感動体験の中イメージを提供し、遊びが広がるように
様々な人と関わり、心豊かに学べるように
「ありがとう」、「ごめんなさい」の気持ちを大切にできるように
祈りを通して優しさと思いやりの心を育つように
もみのきだより
「根 比 べ」
これから本格的な夏に入ります。私は寒さより暑さに強いほうですが、さすがに30度を超える気温にはぐったりしてしまいます。何事も丁度がいいです。花壇に植えたマリーゴールドも暑さで枯れないよう、ほどよく水をかけながら手入れをしています。
さて表題の読み方は「こんくらべ」です。「根競べ」とも書くようです。忍耐力や根気の強さを競うことを意味する言葉です。これと似たような言葉を最近よく耳にしました。「コンクラーベ」です。この言葉はラテン語の「conclave」(鍵がかかった)に由来するカトリック教会の用語でローマ教皇を選出する「教皇選挙」を意味する言葉です。選挙においては外部との接触を遮断し枢機卿たちが投票を繰り返し、投票総数の2/3以上の得票を得るまで続けられます。一方、「根比べ」は仏教用語の「根」に由来し、感覚や思考、悟りへの資質を指す言葉とされています。その為「根競べ」と「コンクラーベ」の発音が近いことや、どちらも「忍耐」を連想させることから、二つの言葉は関係があるのではと思っている人がいるらしいのです。結論から申し上げると語源的・言葉的に関連は全くないとのこと。これはネット上の冗談が混じって広まった誤解と考えられるようです。皆さん、ネット上の情報には充分注意しましょう。
副園長 伊藤 司