
社会福祉法人秋田聖友会
横手マリア園

心を育む教育・保育
横手マリア園は、キリスト教精神に基づき、幼児教育・保育に携わってきました。今も、その精神の元に、子ども達ひとり一人を尊重し、健康で豊かな心、たくましく心を持つ子どもに育つように教育・保育を目指しています。具体的に言うと、当園では「感謝の心を持つ子ども」「きれいな心を持つ子ども」「生きる力を持つ子ども」の教育・保育に力を入れています。更に、子どもたちには大きく心を開いて、外に飛び出していく力を養う方針です。これらの目標達成のため、子ども達の園生活の中「お祈りで始まり、お祈りで終わる」神を敬う心、「ありがとう」という感謝の心、「ごめんなさい」という謝る心を育て、基本的な社会性を身につけるように努力しています。それに、培われた伝統を大切にしながら、新しい時代 のニーズに応えるために、情操教育にこれまで以上に力を入れて行こうという考えています。
教育・保育環境を整えて、温かい心の先生方と共にご入園をお待ちしております。

元気で明るい子ども
喜んで体を動かし、元気に遊べる
子ども

友達を思いやる温かい心の子ども
友達や異年齢児と仲良く遊び、助け合える子ども

考えてやり抜こうとする強い心の子ども
物事に対して良いこと、悪いことに気づき正しく判断できる子ども

神様の恵みに感謝の
気持ちを持てる子ども

横手マリア園の教育・保育の 中、次のことを大切にしている
感謝する気持ちを持ち「ありがとう」が素直に言える子ども
感動体験の中イメージを提供し、遊びが広がるように
様々な人と関わり、心豊かに学べるように
「ありがとう」、「ごめんなさい」の気持ちを大切にできるように
祈りを通して優しさと思いやりの心を育つように
もみのきだより
Merry Christmas!
イエスの誕生が祝われる日は、英語では「クリスマス(Christmas)」と呼ばれています。本来は、「クリスマス」という語は「キリストのミサ」という意味です。日本におけるキリスト教歴を見ると、おそらく十六世紀後半ころから「クリスマス」がお祝いされるようになり、当時「ナタレ(誕生)」と呼んでいたようです。キリスト教の観点から考えて見ましょう。キリスト教の聖典と呼ばれる聖書における「福音書」の中、イエスの誕生の次第が記述されています。それによるとローマ帝国の戸籍調査のため、ヨセフとマリアはベツレヘムという町へ自分たちの戸籍を届けに行き、その町でマリアは月が満ちて イエスを生みました。旅先には泊まる宿屋がなく、厩で飼い葉桶に幼子イエスが寝かされました。その地方で、羊の番を していた羊飼いたちや、東方から不思議な星に導かれてやって来た「占星術の博士」たちがお祝いに駈け付けました。羊飼いたちはユダヤ社会で下層民とされていた人々だったにも関わらず、神の啓示(イエスの誕生のお知らせ)が一番先に彼らに与えられたとあります。さらに、博士たちは、いわゆるユダヤ人にとっては異教徒で、「見知らぬ輩」と見下されていた人々でした。幼子イエスは長じて、どのような人々の側に立って行動したかを示すエピソードだと言えます。正しく、 イエスは社会的身分の低い者、やもめ、孤児、病人、徴税人、罪人のような人々の側に立つ者となられたと聖書から明らかです。イエスの教えと生き方が二千年に渡って述べ伝えられてきたが、二十一世紀に生きる我々にも喜びと平和の メッセージを与え続けていると思います。
どうぞ、周りの人々を幸せにする「人」になり、良いクリスマスをお迎えください。
園長 クジュール・プラフル